働けど働けど…

石川啄木と言えば、誰もが一度は国語の教科書で目にしたことがあるであろう、明治時代の歌人です。「ふるさとを思い、親孝行で貧乏ながらも勤勉な好青年」というイメージがありますね。啄木の有名な歌に「働けど働けど吾が暮らし楽にならず、じっと手を見る」とありますが、よく考えてみれば、行動を起こさないで、自分の手をじっと見ていても暮らしが良くなる可能性は低いです。

 

 

アリとキリギリス

アリは一生懸命働いて冬に備えて食べ物を貯蔵した。一方、キリギリスは自慢のギターで歌っては遊んでばかりいた。冬になると、全く働かなかったキリギリスは、結局、アリに食べ物を恵んでもらって命を繋いだ。この話の教訓はしっかりと準備しておかないと、あとで困った目に合うということですが、実はこの話、キリギリスではなく本当はセミ。そうなると、アリの命は通常1,2年です。セミは幼虫期は大変長いですが、成虫になってからは1か月の命です。キリギリスではなくセミだとしたら、食べ物を冬のために蓄える必要はなく、1か月間歌って暮らす方が人生を謳歌できますよね。

 

 

前提力=思い込み

あなたは、旅行に出発する時、どんな意気込みを持って出発しますか?

例えば、「今までやったことのないスゴい体験をしよう」と思っているからこそ、

旅先で、想像以上の絶景に自然と涙が出てきたり、乗ったことのないアトラクションに笑い転げたりできるのではないでしょうか。なぜなら、意気込みが「スゴい体験をしよう」だからです。もし、「きちんと旅行日程をこなす」という意気込みだったら、電車が来なかった…お釣りを間違えられた…などのアクシデントにいちいち腹を立てなければなりません。つまり、旅行に対する意気込み=「前提力」によって、旅行そのものが変わって来るのです。