元プロ野球選手の超スーパースターである新庄剛志さんは、守備においては世界最高レベルであったと他の超一流選手からも認められるほどでした。その新庄さんは、まず左手に松ヤニをべったりと塗り、その状態でグローブをはめます。そうすることで、グローブをつかむ必要がなくなります。さらに、打球を追いかける時も、できるだけ両手をダラダラとさせます。グローブは脇に抱えて走りなさいと言われてきた常識とは違います。すべては力を抜くためです。
余計な力が入ったり、緊張したりすると身体能力ではスピードが落ちるように、仕事においても生産性や効率性が損なわれてしまいます。