サーカスのゾウ

サーカスの見世物として連れて来られた小さいゾウは、いつも頑丈な鎖でつながれていた。子ゾウは自由を求めて鎖の長さ以上に移動しようとするが鎖に邪魔されてできない。子ゾウなので鎖を切る力もまだない。何度も失敗するうちに逃げられないと観念する。月日が流れ、大人になったゾウは、つながれている鎖を引きちぎる力は充分にあるのに、無意識から「鎖は切れない」「鎖の長さ以上には行動できない」と信じているので、抵抗することなく一生鎖につながれたままである。    

投稿者 : 管理人

カテゴリ : 人生